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2015年4月24日金曜日

RyzeのリメイクがPBEに実装


PBEにRyzeのリメイクが実装されました。


Champion Update: Ryze heads to PBE | League of Legends

League原初のチャンピオン40体のひとりであるRyze、彼のゲームプレイはこの5年間余りほとんどそのままです。ええ、「そのままです」から「そのままでした」に変わる時が来たのです。チャンピオンアップデート人員たちが、2015年のチャンピオンたちの熱狂的なファンに向けて、Rogue Mageを作り直す作業を終えたところだからです。新スキルと新サウンドエフェクトはさておき、Ryzeのスキルのいくつかに対しては、大きな変更が施されました。さあ、新しいRyzeのプレイ方法に入る前に、ぴかぴかの新しいスキル構成をざっと見て行きましょう。


パッシブ: Arcane Mastery

スキルを使用すると、Arcane Masteryのスタックが溜まる。最大スタックに達すると、Ryzeは力に満ちた存在となり、「スキルを1回使用すると他のスキルのクールダウンが大きく減少する」「最大マナに基いてシールドを得る」という強力な強化効果を得る。
Ryzeのスキルが与えるダメージは、最大マナの一部でスケールする。

Q: Overload


Ryzeが指定方向に魔法エネルギーを凝縮した弾を放ち、最初に当たった敵にダメージを与える。

W: Rune Prison


Ryzeは対象指定した敵を閉じ込め、ダメージを与えるとともに短時間の移動不可(rooting)を与える。

E: Spell Flux


Ryzeが対象指定した敵ユニットに向かって、弾速の遅いエネルギー弾を放つ。弾は対象に当たった後に分裂し、付近の敵全てにダメージを与えて、最初の対象へと戻る。最初の対象に戻った時に与えるダメージは、分裂した弾の数によって増加する。

R: Desperate Power


パッシブ:Ryzeは追加のクールダウン減少を得る。
アクティブ:Ryzeが莫大な力を念じると、大量のSpell Vampと移動速度増加を得て、全てのスキルがAoEとなる。

Ryzeの全体的な役割は変わらないままですが(レイトゲームでみなぎる力を発揮できる可能性は、依然としてあります)、このアップデートによって、青男とその敵たちには、幅のあるプレイのための、パワーに対応できる時間を大きく持たせました。Gnarの紹介でも使った表現になりますが、基本的な意味としては、旧Ryzeはダメージ出力が非常に長く続いていたところ、新Ryzeは弱点と強力さの間に大きな開きがあるように変更されています。Ryzeとその敵の双方にとって、Arcane Masteryの扱いを学ぶことが重要です。Arcane Masteryが発動すれば、Ryzeはすぐに大きなパワースパイクに達するので、パッシブのスタックが満タンに近くなると、Ryzeはエンゲージするための移動を始めるでしょう。Arcane Masteryが発動すれば、Ryzeは素早く全スキルを回転させることができ、既に使用済みのスキルのクールダウンを順々にリセットできるのです。彼にマナがあれば─これが重要なのですが─Ryzeはダメージ交換に勝てるだけでなく、標的を完全に破壊してしまうでしょう。

パッシブの他に、OverloadとSpell Fluxに最大の変更が施されています。Overloadは対象指定スキルではなくなりましたので、彼の新しいQには別の長所を与えつつも(実際に、射程が大きく伸びました)、ミニオンウェーブの中や後ろに陣取る敵に対しては、当てるのが難しくなっています。他方、Spell Fluxは味方の只中にいる対象を虐げる時、最も効果的です。本質的に、Ryzeの敵が決断すべき選択肢は、自軍ミニオンの後ろに隠れてSpell Fluxによる大ダメージを受ける可能性を取るか、Overloadを複数回もらっても耐えて戦える見込みをもって脇へ移動するか、というものになったのです。

Champion Insights


Ryze, gameplay by RiotRepertoir

旧Ryzeはたくさんの問題を抱えていましたが、何よりもまず、全てが面白いものではありませんでした。彼のダメージ出力は予測が簡単で、彼がダメージを与えることのできる時間は常に長く存在していました。できる限り早くTearとCatalystを積むというビルドを行った後、ハイパーキャリーとなる最後の例とゲームに到達するまで、じっと待つのです。このことにより、競技シーンでの彼はオール・オア・ナッシングなチャンピオンとなってしまいました──Pick/Ban率が100%となるか、全く見られなくなるかのどちらかというチャンピオンになってしまったのです──そして更には、Ryzeは変化がなく予測がしやすい存在になってしまっていました。変更は必要でした。

以上のことが、私たちにアップデートをさせたのです。最初に言及したとおり、アップデートではパワーを発揮できる時間を変更しています。パッシブが有効でない時、新Ryzeは明らかに旧Ryzeよりも弱くなっていますが、彼に弱い時間を与えることにより、パッシブが発動した時に彼のパワーを大きく増幅することができました。これらの時間はRyzeとレーンでの対面の双方に、大量の考えるべき要素を与えており、レイトゲームの集団戦全体の結果に繋がりさえするでしょう。集団戦の中心となり、限られた射程から目の前の敵を溶かす……Ryzeにはそんな存在のままでいて欲しいと思っていますが、上手く立ち回ることができ大きな力を発揮できるよう、タイミングを測り、集団戦を確実に運ぶことが求められるようになったのです。

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