2014年3月18日火曜日

Riot Gamesで働くことの厳しい現実


Redditにて、RiotVert氏が「The hard realities of working at Riot Games : leagueoflegends(Riot Gamesで働くことの厳しい現実)」と題したスレッドで、Riot Gamesで働くことの現実について詳しく語っています。

私の名前はJon Panといいます。2013年の11月からフルタイムで働き始めた、Riot GamesのProduct Managerです。学生インターンとして2013年の5~7月に在籍してもいました。この年のInternship Programでリーダーを務めてから(人生の経験の一環として)、全面的な社員募集にとても大きく関わり続けています。Riotで面接したほとんどの人々はここで働く長所……ゲーマーで情熱を持った同僚たち、製品やプレイヤーを気にかける同僚たち、大きな責任の下に生じる自由、柔軟な作業予定(子供の学校行事には毎回参加しています)など……を理解していると思います。

ここで働くことの短所もわずかではありますが、あると思います。そう、私が今日ここに来た理由です──Riot Gamesで働くことの厳しい現実をいくらか見ていただき、直面した状況を通し私にとってプラスになった経験についてもお話ししたいと思います。ひとつのお話だと思ってもらっても、もっとたくさんの話を探しても、もっと調査をしてもらっても、かまいません。

要約:ここで中心にしたいのは、主に3つのテーマについてです。
  1. Riotでプロジェクトを作ったり、率先して終わらせたりするのは、とんでもなく難しいことですが、充足感を得られることです。ここでの主なポイントは、Riotには多くの複雑なものがあり、全てが絡み合っているということです。何かを終わらせるためには、非常に根気強く、協力して当たらねばなりません。
  2. Riotで成功するには、そこにいることをアピールする必要があります。純粋に自分自身の方法で、強くあらねばなりません。
  3. Riotはその人の生活となります。ここでの主なポイントは、Rioter(Riot社員)は会社の目標─世界で最もプレイヤーに焦点を当てたゲームを作る会社になること─を心から気にかけているということです。そして時に、その情熱はその人から消せなくなります。これが起こることを知っていれば、きちんと仕事と生活のバランスを取ることに対して、実際に役に立つでしょう。
これを書く許可を取ってはいません。すばらしい名前をつけられた私たちのコミュニケーションチーム(The Ministry of Culture and Propaganda:文化宣伝省)を通してもいません。これが、Riotで働くことの長所のひとつです。「Red Name」を使うためのトレーニングを受けた各人は、プレイヤーたちとコミュニケーションする権限を与えられています。一方で、この投稿がひどく間違っていた場合、私は個人的かつ単純な責任も負っています(そうではないことを祈ります =P)。最後に、最も重要な免責事項は、これは純粋に私個人の経験と認識に基づいた話だということです。他のRioterたちの経験は異なる可能性があります。前述のポイントの詳細(+追加の雑感)は以下になります。

Riotでプロジェクトを作ったり、率先して終わらせたりするのは、とんでもなく難しいことですが、充足感を得られることです。大抵のRioterは大きな情熱を持っています。私たちは、誰もが共同作業を行おうとするけれど、未だに形になっていないものが大量に存在する、奇妙な文化を作り上げました。私たちの総意の文化から来ることなのですが、すばらしい解決スキルを持った人が作業に入り、最小公倍数を得るまでは、何も終わらないこともあります。それからが始まりです。

また、チームが作業しているほとんどのことは、途方もない偶然の影響を他チームに及ぼします。明らかにうんざりした状況をご紹介しましょう。

去年の12月、全てのインターン希望者に対して、私たちが転職を受け入れるかどうかを知らせるため、決められた期日(2014年2月15日)までに返事をすることを、私たちのチームは決定しました。希望者がここで過ごした経験に価値を与えるため、これを行いました。私たちは考えました……2カ月間ずっと! もちろん、他チームがこれを終わらせるでしょう! これは終わらず、2014年2月16日に、私たちはソーシャルメディアに「やあ、答えがなかったんだけど」といったコメントを吹き込み始めたのです。その日は日曜日で、もう私は、採用期間中にLinkedInに寄せられた500件以上の質問に答えるのに疲れ切っていました。

でもここには、Riotで働くことの現実のひとつが存在します──自分自身で率先してやるのなら、自分でメッセージを伝えねばなりません。私は、Tryndamere氏が難しい質問を他人に押しつけるところを見たことがありません。彼は自分で対応します。だから、期日に合わせて対応できなかったチームに責任を押しつけるのは、確実に間違っています。

事態はさらに悪くなっていきました。あるRioterが偶然、データサイエンスのインターンたち25人を面接に呼んでしまい、彼らにはたった10分後に不採用通知が出されました。Zileas氏がそれを見つけて警告してくれ、すぐに私は採用主任・ゲームデザイン・コミュニケーション・データサイエンスチームを含む25人の人たちと、日曜日と大統領誕生日にかけて仕事をすることになりました。

最終的に、間違って面接に呼ばれたインターンたちとは30分のフィードバック会議が持たれ、データサイエンス主任には12.5時間の追加作業が加わることになってしまいました。これがチームにどれだけの影響を与えるでしょうか? わかりません、でも確実にあったでしょう。この状況で希望の光だったのは、この全てが起こっている間、誰も「これをやったクソ野郎はどいつだ? こいつをクビにしろ!」と言わなかったことです。みんながこの25人の希望者─私たちのゲームのプレイヤーでもあります─によって引き起こされた事態に純粋に取り乱し、心を痛め、事態を招いた犯人を吊るすことよりも、問題を解決しようとしていました。

では、入社希望者にはどういう意味があるでしょうか? Rioterが考えを共有できる場所を作る、すばらしい交渉人となる必要があります。その上、十分な合意を見つけ、行動を御していくべきでもあります。また、自分の決定は下流に影響を及ぼすかもしれないということも、認識せねばなりません。本当に理解している者は数人しかいないほど、Riot Gamesは非常に複雑で絡み合った会社のため、決定が予想できない結果を引き起こすこともあります。

Riotで成功するには、そこにいることをアピールする必要があります。これは物議を醸すかもしれませんが、立ち上がったり、活気があるように見えたり、簡潔な方法に思考を整理したりすることができない、その意志がないのなら、Riotで耳目を集めるのは難しいと思います。これは全ての人に「最優位雄」となる必要があることを意味しているのか? 違います、それではただ雄叫びを競い合っているだけです。これは説明するのが難しいことですが、いくつかの例をお見せしましょう。

教師代理として教室をコントロールできる小さな女の子の先生(いわゆるLulu)や、クラスを全くコントロールできない、特に叫べば叫ぶほどみんなが遠ざかっていく、山ほどもある屈強な男性(いわゆるMundo)についてのいろいろな話を、皆さんご存知かと思います。これは物理的な容貌についての話ではありません。人を率いることができる者は、その態度からわかるものだ、という話です。

私が軍にいた時、同じことが起こりました。「司令官としての威厳」を醸し出す方法について、私たち下級士官の間ではたくさんの議論があったものです。それは行動ではなく、内からにじみ出るものです。何人かには、単にそれが欠けていました。

では、これは入社希望者たちにとっては、どんな意味があるでしょうか? 私はめったに、Riotでいつも隅にいる人を見たことがありません。昨日からでも、3年前からでも、Rioterになった人であれば、私は自分の考えに異議を唱えられるのが好きです。ここの人たちは素早く行動を開始し、そうすることが強い存在感へと繋がり、彼ら自身の自信となります。

Riotはその人の生活となります。私はフルタイムで働き始めてから、働いていない週末はわずかです(週末の労働時間は1~4時間で、8時間ではありません)。これは個人的な選択であって、何かに強いられたものではない、と明言しておきます。

では、週末に私が働いているのはどんな内容でしょうか? 昨夜に送った強い言葉が並ぶE-mailについて、先輩Rioterと議論や討論を続けています。うんざりしているかって? いいえ。私たちは双方ともに会社を最高のものにしたいし、建設的な議論をしていると、私は信じています。

あと、たくさんの他Rioterたちが週末も働いているのを知っています。なぜか? まず、Riotに参加する人たちはみんなRiotに対して迸る情熱を抱いていて、純粋に会社の目標に心を砕いているからです。世界で最もプレイヤーに焦点を当てたゲームを作る会社になること、このことが彼らの頭から消えるのは時々です。次に、私たちは世界中で24時間運営中のサービスだからです(プレイヤーが9~5時の間にプレイするとは限りませんし)。

個人的にここでは、25%以上の、9~5時にある仕事を縮小しています。なぜか? ええ、これは「仕事」だからです。Riotは私が信じる目標を掲げています。私たちが引き出しにしまい込み続けているカタログに書かれた宣伝文句とは、違うのです。私にはそんな引き出しはありませんが……これは本当なのです。軍にいる時、起床ラッパの間はアメリカ国旗に敬礼するようなものです。わかってください。

では、これは入社希望者たちにとっては、どんな意味があるでしょうか? 時として(頻繁になることも)、仕事に神経を磨り減らされることと、それが自分次第であることは理解しています。仕事と生活のバランスを理解するのは、自分次第です。Riotは何も強制しません。もっと働かなければならないという圧力を感じたことはありません。もっと働きたいときに、そうするだけです。Ryze氏とTryndamere氏はなんて奴らなんでしょう。

スイッチを切る方法を理解しなければなりません。そうしなければ、大量の冷凍食品の山と、それをしまう冷凍庫を買うことになってしまいます。なぜなら、Titanfall(ゲームを「調査する」ことも仕事の一部です)のローンチが火曜日の夜で、くそったれなことに、事前にダウンロードするのを忘れていたからです(50GBもあるって……マジで?)。奥さんに電話して、それを頼みますか? 気をおかしくしてはいけません。

さて、夜8時に車で実際に帰宅して、夕食をとっとと食べて、息子のSvenと楽しく遊んだ後、オフィスに車で戻ってから他のRioterとTitanfallで遊ぶことができるようになります。私は仕事に使うラップトップPCに、ちゃんとゲームをダウンロードしてあるからです。Lv16になればベータに参加しているプレイヤーたちと対戦できるようになります……

Riotで働くなら、コアゲーマーであった方がいい、という理由に繋がる話です。ここにはゲーマー文化が実際にあるのです。私のボスは私よりも15歳年上ですが、私よりもハードコアなゲーマーです。その夜、私はTitanfallを遊んでいましたが、彼は午前1時までARAMを遊んでいて、私は彼に翌朝9時のミーティングで会いましょうと声をかけました(彼はそれをせずに、会議に参加せねばなりませんでした =P)。

そして強い言葉が並ぶE-mailに戻ります──「素敵な」ものを作るより、正しいものを作れるようになった方がいいでしょう。その方が、みんなに好かれて「ナイスガイ」と呼ばれることになるのは明らかだと思います。私はそう考えていますが、みんな面の皮が厚い連中です。

結論として、Riotで働くことは知的かつ気分的にもすばらしいリターンを受け取れることで、疲れもしますが、私はそういった時間の全てを愛しています。個人としては震え上がることだとしても、良いのです。私は皆さんに、皆さんの人間としての本当の資質を、正しい会社で表してほしいと思っています。私が提供したのはほんの少しのお話に過ぎず、これは私の視点で、私の認識であって、Riot Gamesでの経験に過ぎません。ひとつのお話だと思ってもらっても、もっとたくさんの話を探しても、もっと調査をしてもらっても、かまいません。皆さんの誰かと、将来いっしょにお仕事ができるのを、楽しみにしています :)

追記1:長すぎた一部を短くし、いくつかの誤字を直し、要約を最初に付け加え、Glassdoor(訳注:世界で最も高い透明性を謳う求職・求人サイト)に関連している記述を削除(ご自分で見てみてください)、いくつかの考えを明確にしました。

追記2:最初の投稿を実際に補う私自身のコメントは、話をとても深いところまで掘り下げていると思うので、最初の投稿に付け加えようと思います。柔軟性などについてです。

The hard realities of working at Riot Games : leagueoflegends

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